March 2008


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メキシカンハネムーナーが去ったあとにはアメリカンがくるぞ!とミッシェルが言っていた。
現れたのはフィラデルフィアに住んでいるトルコ人の女の子とデンマーク人の国際カップルだった。
トルコ人のtijenは医療系のエンジニア、デンマーク人のwilliamはpilgrimと
いうデンマーク発のジュエリーブランドのアメリカ進出を手伝っているらしい。
そんな生まれ育った場所もやっていることも全く違う2人がどうして結婚したのか。。。
なんだかとっても興味があったので聞いてみた。
(フランス語にまみれていたので英語がうれしかった!)

tijenはトルコに住んでいたころに出逢ったデンマーク人の友達を訪ねて
2年前、はじめてデンマークに遊びにいったらしい。
デンマークからの帰りの飛行機で、その機内に居合わせたのがwilliam。
彼の一目惚れ!で、トイレに行くという口実で長いフライトの間
何度も何度もtijenに話しかけに行ったらしい。
そんな姿がかわいくて、わざわざトイレにたたなくてもいいように、
彼女はwilliamに連絡先をあげたことが、すべての始まりなんだとか。
そんなことってあるんですねぇ。。映画みたいだ!

そこはハネムーナー同士、結婚式はどうしたの?どんなドレス着たの?と
質問攻めに合うも、籍だけいれて、後はなーんにもしていないわたしたち(笑)
実は数ヶ月後に小さな会をしようと思っていると打ち明けると
お別れの日にwilliamの働いているpilgrimのとってもかわいらしいネックレスを
プレゼントしてくれた。「未来の花嫁に」といって。。。
これには日頃ナナメ目線のわたしも、さすがにホロリ。

そんなお別れの朝にはさらなるホロリが待っていた。
ミッシェルと奥さんがタヒチアンソングをウクレレと歌で披露してくれた。
彼はソバージュ暦17年ベテランアテンドなんだけど
元々はタヒチアンダンサーで、世界各地を巡業していたらしい。
今は島のシェフである奥さんも元々は同じチームのシンガーで一緒に世界をまわっていたらしい。
2人のすばらしい歌声と演奏で、インターナショナルなカップルとともにまたしてもホロリ。

涙涙のお別れだったのだけど、空は真っ暗。突風、大雨!しまいには雷。
そんな中、屋根無しボートはAVATORUへまたびゅんびゅんと戻るのでありました。
帰りの海は大荒れ。キャプテンに「セキュリティー!」といって手渡されたポンチョ。
それじゃ役にたたないくらい雨と波をかぶり
何度かこのまま死んでしまうんじゃないかという恐怖を味わいつつ
1時間後にびっしょびしょで帰還。でも村は晴天だった。朝の涙はどこへ。。。。

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せっかくフレンチポリネシアに来たんだし、やっぱり憧れは水上バンガローですよね。
でもね、びっくりするほど高いんですねぇ。ほんと、びっくりしちゃった。
いろいろ調べていた時にKIA ORA というリゾートなホテルの
別館というのが離島にあるらしいということがわかってきました。
その名もsauvage。”野生の”という意味みたい。
websiteにはモダンなロビンソンクルーソー体験を!なんて書いてあったので
気になって、水上バンガローは諦めてこっちにしてみたのです。
これが大正解でした。

josephineもあるAVATORU村からラグーンを挟んだ反対側に
位置する小さな小さなプライベートアイランドまでは
ちいさなモーターボートで1時間程。
その日出発するのは私たちだけ。
びっくりするほどに青い海の上を、そのちいさなボートは
びっくりするほどのスピードでびゅんびゅん走るんです。
しがみついていなかったら、海へ投げ出されちゃうんじゃないかというくらい!
シードベルトなしでジェットコースターに1時間のっているような感覚だった。
緊張を通り越して、大爆笑しているうちになんとか到着。

小さな島ではニコニコ顔のミッシェルおじさんが歓迎してくれました。
5棟しかない、かわいらしいバンガローのお客さんは
前入りしているメキシカンのハネムーナー1組だけ。

島にはもしゃもしゃと生えたたくさんの椰子の木にハンモック。
それから何度もため息がでちゃう、きれいな海と空。

ごはんや船の出発などは、ミッシェルが鳴らすホラ貝の音でお知らせです。
電話も電気もインターネットもなーんにもありません。
夜にはガスランプが2つ配られます。
空の移り変わりや、月、雲や星のきれいさにまたため息。
何もないこと、何にもしないことがこんなに贅沢とは。。。
とうっとりしとしてソヴァージュの一日目は終了。

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タヒチ島を含むたくさんの小さな島々で出来ているフレンチポリネシア。
その中のひとつ、ツアモツ諸島のランギロアという小さな島へ行ってきました。
一応、今更ながらハネムーンということで。
お世話になっているfigaro voyageの美人女史から
ボラボラよりもワイルドで思い出深いハネムーンになるはず!と勧められたのがランギロア。
ほんとーにワイルドで思い出深い旅になったのでした。

初日に泊まったのはフランス人のjosephineというおばちゃまがオーナーのちいさなペンション。
リップラインがぱっきり目立つ、抜かりのないメイクのブロンドおばちゃん。かっこいい!
彼女はフレンチポリネシアに30年近く住んでいて、
ランギロアでこのペンションをはじめたのは2001年のことらしい。
ペンションには海の目の前にどどん!と開けたバー/レストランがあって
ゲストはみんなそこで一緒に食事をするのです。
みんな年配のフランス人で、当然飛び交う言葉はフレンチ。
2年前に旅したモロッコもベルギーもフランス語圏。
どうやらわたしは、フランス語に縁があるみたいです。
ハードルが高い気がしてどうしても、勉強しようという気になれないのだけど。。。

大人なフランス人たちはわたしたちが日本人と知り、がんばって話しかけてくれます。
こちらも知っているフランス語、そして英語の単語と
ジェスチャーでなんとかコミュニケートする毎日でありました。

最初の夜に一緒になったのはニューカレドニアに住んでいる銀行マンの夫婦。
もちろんフランス人ですよ。
テーブルにつくやいなや、いきなり笑顔で「サヨナラ!」と言われました。あはは。
たぶん「こんにちは」と言いたかったんだろうね。
人のことはいえず、わたしも何故かbonsoir (こんばんわ)と
Au revoir(さよなら)をよく間違えました。
彼らは定年になりフランスへ戻る途中で
フレンチポリネシアとアメリカを旅する予定なんだとか。
フレンチ度いっぱいの旅のはじまりでした。