Monthly Archives: Nov 19, 2008

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輝かしいとき

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おばあこが老人ホームのようなところにはいった。
わたしたちの結婚式でフレンチフルコースをぺろりと平らげて
皆を驚かせたのはいいけれど、それ以降ずっとおなかの調子が
わるくなっちゃって、かわいそうなのだ。

おばあこがいるのは、栄養管理などをしつつ、
ゆくゆくは家にもどれるように支援してくれるような場所。
どうなることかと思ったけど、お得意の鼻歌も出ているし、
これまたお得意の弁護士の秘書をしていた時代の話なんかも
介護士さんに披露しているみたい。

おばあこはいつからか、その弁護士先生の話をよく良く繰り返すようになった。
自分の亡き夫の名前すら思い出せないことが多いのに(あはは)
弁護士先生のフルネームはしっかり覚えている。その名もナカムラ ギンゾウ。
記憶の中の自分の夫がギンゾウと入れ替わってるときもあるほど。
おっかない人だったというけれど、独身時代のおばあこの憧れの人だったに違いない。

介護士さんによると、
おばあこのように、ある時期のことをよーく覚えているのは
そのときが人生で一番充実していて、輝いていた時期なんだって。
おばあこにとっては、オガワに嫁いだ後の人生よりも
独身時代のモガライフが一番楽しかったんでしょうね。

この間、おばあこに
「おじいちゃんよりギンゾウのほうがよかったんじゃない?」なーんて聞いてみた。
「そういう時もあったかもしれないわねぇ、でもこればっかりはご縁ですからねぇ」とかわしたおばあこ。

わたしの結婚式のことは、すっかり忘れちゃっているおばあこは
「カレシいるの? いいヒトいるんでしょう?」と嬉しそうに繰り返す。恋バナが好きなのだ。
指輪をみせて、夫がいると答えると、「あらぁ、よかったわねぇ。アイラブユーだわね」とクスクスと笑う。

わたしが年をとった時、誰のことを、そしてどの時期の話を繰り返すのだろうか、、、。
と思いながらいつもホームを後にする。

photo:トさんがおばあこにと買ってきてくれた、パーム人形。おばあこはパーム好きなのです。

おかしのおうち本

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わたしの絵本熱を再燃させてくれた、
プロジェクトがついにかたちになりました。
写真がそれ。「お菓子でつくる素敵なおうち」という本です。

高松「ルーヴ」のチーフパティシエさんが著者の、
簡単だけど、美しいお菓子のおうちをつくれるレシピ本です。

カワイコ編集者さん作のシュールなお話に絵をつけて、
絵本風な仕上がりになっています。
わたしは絵本部分を担当させてもらいました。
チョコレート王子の住むお城、おしゃれなマロンおじさんのおうち、
何でもほしがる人魚の湖など、かわいいお菓子のおうちが自宅で作れます。

まだ暑かった8月にお話をいただいて、
ニューヨークから帰国後の9月に取りかかりました。
そしてようやく発売。
今回はひさしぶりにぜ−んぶ手描き。
ひつじ工房の平木さんがADでとてもかわいい仕上がりです。

これからの季節におすすめの1冊。
今週末発売です。

お菓子でつくる素敵なおうち
著者:川村武人
サンマーク出版
定価1680円(本体価格1600円)
ISBN978-4-7631-9880-8 C0077

気が早すぎですよ?


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誕生日からもはや1ヶ月がすぎようとしている今日この頃ですが、
ここのところ「おそくなってごめんなさいバースデイギフト」が続々届いてます。
みんなマイペースすぎるけど、覚えていてくれて嬉しいですねぇ。
今日はバルセロナからかわいい封筒がとどき、あけてみると写真のようなものが。。

え?子ども服ですか? 気が早すぎません?!
わたし身ごもってすらないですよ?
とおもって、よくよくハガキを読んでみると、洗濯バサミ入れだったのでした。
送り主のカタラン人お義母が考案中らしい。
あーびっくりした。
部屋に飾っておいて、おどろかせようかなぁ。

ちょっとそこまで。


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卓球をしに、香港まで。
一度も雨には降られず、連日天気!
トさんの雨パワーを負かした模様。
今回はマカオにも初上陸。
詳しくはまた。